対面型ビジネスを見直そう

私は、ビジネスで長文メールを書くことを苦手とする人間である。なぜなら、電話や直接会って話した方が双方にとって意思疎通しやすく、正確な内容、変化のあるやり取りが無駄なくでき、結論に到達しやすいから。

そのような人間なので、メールは自分ではできる限り、本文は要点のみ記載し、必要な資料等は添付ファイルをつけメールすることにしている。

しかし、現代のビジネス社会では、全体的に電話で話すよりは、皆さん時間に追われてメールで伝えることが多くなっている。それもだらだらメールになりやすい。

この弊害のひとつは、文章に必要な意味を込めて、相手に知らせることが不十分になりやすい点であり、送信者の意図とは逆に、受け取った人はその内容に気分を害し、後のビジネスに影響をきたすことが多々ある。(筆者自身が経験)

また、直接的な会話よりは、とげとげしい文脈になることもあるので相手を慮る文章力が

ない人は、険悪な仲になりやすいのではないか。

つまり、情報発信ツールとしてメールやライン(SNS)で自分の心をうまく表現して相手の気持ちに十分届けることが出来るのかということが「双方向コミュニケーション」の難しい部分である。

◎直接会うことで得られる情報、後々の問題を残さない

今一度、メールやラインなどのSNSのメリット・デメリットを考えてみる。

SNSなどは家族や友人には非常に良いツールではないかと思う。なぜなら「あ、うん」の呼吸が通じるからである。

また、直接言葉で自分の気持ちをうまく伝えることが苦手な人には、相手の顔を見ずに

PCやスマホで自然な気持ちでキーを打ち込むことができるので良いのかもしれない。

ところが大切な顧客や上司に対しては、コストや方針に大きく影響を与える場合が多々

あり、バタバタして発信した内容が誤解や間違った情報がそのまま進み、後で修正が利か

ない。こうなってくるともう大変である。

このように時と場合を考えると、対面型ビジネスをうまく利用した方が、うまく事が進む

のではないかと常日頃思っている。

相手の顔つまり表情(明るい・暗い、穏やか、怒り、笑いなど)が見えている「双方向会

話」に報告資料を添え、気持ちよく安心できる情報として伝えたいものだ。

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