令和の日本と世界

1、要旨

 今年の5月1日より年号が「令和」に変わり、その後の天皇即位に関わる行事も無事に終わった。この間は以外に穏やかな日々であった。しかし、何故かこの令和の時代が穏やかに過ぎるようには感じられない。むしろ大変波乱な時代がスタートしたのではないかと感じている人は多いだろう。中矢伸一著「神仕組み令和の日本と世界」に、「日月神事」を中心に未来におこるかもしれない事を予測している。参考になると思い、以下に抜粋して記す。

2、元号

 日本の元号は、大化の改新の「大化」から始まり、「令和」で248個目になります。中国にも元号がありましたが、それも清の時代までで、辛亥革命によって廃止となりました。今、元号制度が残っているのは日本だけです。西暦2019年の今年は、皇紀で言うと2679年になります。皇紀というのは神武天皇が即位したとされる紀元前660年を建国元年と定めたことにもとづきます。

3、歴史サイクルで読み解く未来

(1)村山節「文明800年周期説」

 過去6000年の歴史を調べたところ、東洋の文明と西洋の文明は、互いに入れ替わるように興亡を繰り返している。一つの文明の興隆から崩壊までの期間が約800年かかる。全体の文明周期は約1600年ということになる。東の文明が盛んな時は、西の文明は低迷しており、西の文明が栄えているときは、東の文明は没落している。また、東西の文明がクロスする時期、つまり東又は西の文明が勃興してくる時と、西又は東の文明が沈み行くときが重なり合う時点で、必ず世界的な大動乱が起きている。この大動乱期に起きる事変とは、文明の崩壊や民族大移動です。また、この東西文明のクロス期はほぼ百年間に及ぶことがわかっています。このパターンは6000年の人類史において、ひとつの例外もない。

 今、人類の歴史は前回起きた文明のクロス期からちょうど800年目を迎えています。

800年にわたり栄華を極めたヨーロッパ・アメリカ文明は、すでに没落トレンドに入っています。これに代わって東の文明が台頭してくることになります。つまり、私達はまさに今、文明の崩壊や民族大移動を伴うような世界的規模の大変動が100%の確率で起こる時期の真っ只中にいます。今回の交代期は1975年から2075年だろうと推測しています。

栄枯盛衰のリズムは8の倍数に関係のあることがわかっています。そうすると1600年よりももっと大きな長期波動があったとしてもおかしくありません。6400年周期は一段高度な文明への交代期で、ちょうど今がそのタイミング(1975年~2075年)に当たります。また、1600年の8倍の周期が存在するとしたら、1万2800年の大周期になります。今から1万2800年前というと、幻の大陸と呼ばれるムー大陸やアトランティス大陸が海底に沈んだと言われている時期になります。もし、1万2800年ごとにめぐってくる超巨大な変動の波に今日の人類が遭遇しているとすると、また大陸の没落や隆起を伴うような地球的規模の大激変が起きても、何の不思議もありません。こうしたことを踏まえた上で、日月神事の冒頭を読むと次の一節が心に響きます。「いま一苦労あるが、この苦労は身魂をみがいておらぬと越せぬ、この世始まって二度とない苦労である。このむすびは神の力でないと何もできん、人間の算盤でははじけんことぞ。日本はお土が上がる。外国はお土が下がる。都の大洗濯、田舎の大洗濯、人のお洗濯。今度はどうもこらえてくれというところまで、後へ引かぬから、そのつもりでかかって来い。神の力を、はっきりと見せてやる時が来た」

(2)ガイアの法則

 千賀一生さんが発見された「ガイアの法則」の一文明の周期サイクルは1611年です。

それぞれの文明にはその中心地があり、その中心地は文明が代わるごとに経度にして22.5度ずつ移動していく。地球を西周りするスピンと、東周りするスピンがあって、それぞれが1611年という生涯を持つ文明を生み出しながら、中心地を22.5度ずつ移動させて行っているのです。これを「聖なるリズム」と呼んでおり、重要なのは「16」という数字です。

地球の歳差運動の周期は2万5776年です。その16分の1が1611年です。地球を球体としてみた場合、360度を16で割ると22.5度になります。

これまではアングロサクソンが支配する「西の文明」が栄えていた時代でした。その文明の中心地はロンドン(経度0度)です。この文明期は今、終焉を迎えようとしています。その次の文明の主役は、西洋から東洋に移ることがわかっています。前回、東洋の文明期に栄えた中心地は唐(東経112.5度)でした。今度はそこから22.5度東へ移動した東経135度が文明の中心になります。この位置は日本の明石を通るラインで、日本の標準時が定められているところです。

 さらに言えば、今回は「16分の1」のサイクルだけでなく、「4分の1」のサイクルにも遭遇している。歳差運動の1周期にあたる2万5776年の4分の1は6444年です。この6444年を1単位とするサイクルが存在する。今から6444年前にスタートした文明というのは、人類最古と言われるシュメール文明です。そこから始まったサイクルが今終わりを告げようとしている。この6444年サイクルの文明はそれぞれ特有の「カラー(性質)」を持っている。今回の文明転換期にあたり中心が東経135度に移った時には、また新たな「カラー」で6444年間がスタートする。

(3)伊勢神宮の予言

 伊勢の人たちは、東と西に隣接し合う御敷地のうち、東側を「米座」、西側を「金座」と呼んできました。そして、東の「米座」に御本殿がある20年間は平和と豊穣の時代になり、西の「金座」にある20年は動乱と相克の時代になると語り継いできました。近世から現代までを「歴史年表」で調べてみて下さい。伊勢の人達の言い伝えに納得されると思います。2013年に東の「米座」から西の「金座」へご遷宮になりました。動乱・相克の時代へ移ったわけですが、この期間は日本が海外に進出する「国威発揚」の時代ともなります。

(4)大難は小難に変えることができる

 日月神示を読めば、大きな災難はけっして不可避ではないことがわかります。そこには「大難は小難に変わり得る」ことが繰り返し書かれています。「型」としては何らかの形で出さなければいけないけれども、その規模を縮小することはできるようです。神示には「仕組通り出て来るのざが、大難を小難にすること出来るのざぞ。神も泥海はまっぴらぞ、臣民喜ぶほど神嬉しきことないのざぞ、曇りておれど元は神の息入れた臣民ぞ、打つ手あるのぞ」「神示で知らしただけで得心して改心出来れば大難は小難となるのじゃ、やらねばならん、戦いは碁・将棋くらいの戦いですむのじゃぞ、人民の心次第、行い次第で空まで変わると申してあろうがな、この道理よく心得なさりて、神の申す事わからいでも、無理と思うとも貫きて下されよ、それがマコトじゃ」

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